オンライン大学に通うよ!



お久しぶりです。
皆様の健やかな呼吸を守る、呼吸療法士のYokoです。

さて、めっちゃブログを放置してましたが、言い訳をさせてください。
8月末からBoise State Universityに通ってます。
専攻は呼吸療法です。

ん?と思った方に〜

私は2013年に2年制大学コミュニティカレッジ(通称:コミカレ)を卒業しました。
Associate in Science (AS) = 準学士、専攻は呼吸療法でした。

就職するのに最低学歴がASなので、今まで問題はなかったのですが、ちらほらとBachelor of Science (BS) = 理学士を持つ呼吸療法士を求める病院が増えてきました。

American Association of Respiratory Care (AARC)の数あるプロジェクトに、BSを保持している、もしくはBSに向けて4年制大学に通っている呼吸療法士の数を増やそう!という取り組みがあります。2015年の時点で65%もいるらしく、2020年には80%までに増やしたいらしい。


http://www.aarc.org/aarc-bod-sets-80-bachelor-degree-goal-by-2020/



専攻はあくまでScience = 理系であれば、なんでも良いらしいです。
BiologyでもChemistryでもOK。
音楽はBachelor of Artsになるので、ダメらしいです。(←元音大生)
呼吸以外の理系専攻も考えたのですが、やはり興味があるのは呼吸理学。
しかも、私の学歴 (AS) と国家資格、Registered Respiratory Therapist (RRT)があれば、1年から2年ほどでBSが取れる大学がいくつかあるのは知っていました。

まず就活を頑張って、フルタイムのポジションをゲットして、大学費用を貯めて、落ち着いたら大学に戻ろう!
私の中では、2~3年ほどのプランでしたが、あっという間に6年も経ってた!!地獄の就活が長すぎたのもあるけど、のんびりしすぎー!
Procrastination = 先延ばしって言います。めっちゃ使える英単語だよ。

実は、夏から通う気満々でしたが、もう2月の時点でレジストレーションが終わってた・・・。
はやー。

昔通ってた4年制大学とコミカレから成績表を取り寄せたり、バタバタしていましたが、なんとか秋から始めることができました。
大学は、Boise State University、ボイシー州立大学です。
アイダホ州にあります。






なんと、オンライン大学なのです!
(ボイシー州立大学には、現地で受けれる普通の授業タイプもあります。)

通学時間ゼロ、場所に囚われない、仕事を続けならがら学位取得ができる、いつでも勉強できる・・・。
良いことばっかりジャーン。

ただ、6年も経った後に、大学に戻るのは結構キツイものがあります。
まず、環境が変わってますよねー。
独身から既婚者、アルバイト学生からフルタイム社会人、20代からアラサー・・・。
まだ子供がいないうちに、今こそ戻るべき!と一念発起。

前にいくつかオンラインのクラスは取ったことはあるのですが、完全にオンラインは初めてで、かなり緊張してました。
先ほど書いたメリットの一つに、いつでも勉強できる、というのは語弊がありましたね。仕事しながら(12時間シフト)、日々の雑務の合間を縫って、勉強?自主性と計画性が必要とされますぜー。(白目)


始まって、4週間目。なんとか生き残ってます。
毎週、複数の課題があって、それをこなすのにアップアップ状態です。
与えられた教材、論文、ビデオに目を通して、それに関するエッセイをひたすら書いたり、自己紹介ビデオを制作したり(公開処刑かよ)、Discussion Boardと言って、2ちゃんねる掲示板で与えられたトピックのことを論議したり・・・。(間違っても、lolとか書いちゃダメ。)

人生の半分はアメリカにいても、えぐいわー。
毎回、旦那さんに泣きついて、校正してもらってます。
ビデオなんて、何が楽しくて己の英語発音の悪さの現実と向き合わなきゃならんの。



職場(特に古株)の反応はイマイチ。
前に、「オンラインなんて、実際に本人が課題をやらないで、他の人にやらせても誰も分かりっこないじゃないか。誰でもお金で学位を買えて、意味がない」と言われてから、あまり大きな声でオンライン大学に通ってることは言ってないです。まだまだオンライン学位に対して偏見をもつ人は多いです。まあ、新しいものに対して、拒絶反応を起こすのは普通のこと、かな。


大変ですが、
将来のキャリアアップのため、
患者さんのため、
自己満足のため、
呼吸療法分野を広めるため・・・頑張ります!

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