AARC Congress 2021 and Lambda Beta Society

 こんにちは。

皆様の健やかな呼吸を守る、呼吸療法士のYokoです。

今年もやってきました、呼吸療法士にとって年一度の大イベント!


🙌AARC Congress 2021👏


米国呼吸療法学会 (American Association for Respiratory Care)は呼吸ケアに特化した学会です。

アメリカ全土だけではなく、世界各国から呼吸ケアに興味がある方々が参加しています。去年に引き続き、今年もコロナ感染拡大防止の配慮の上、バーチャルカンファレンスとなってしまいました。まあ、パジャマのまま楽しめたので、ものぐさな私にとっては良かったです。😎


私にとって、今年のカンファレンスは特別なものでした。なんといっても、タダで参加できたことです!(いつもは大金を自腹で払っていた)


なんと、今年度のH. Frederic Helmholz, Jr., MD Scholarship受賞者に選ばられたからです。



Lambda Beta Societyは1986年に設立された呼吸ケアを専門とする学生、大学院生、教員を対象にしたアカデミックHonor Societyです。Honor Society(直訳すると優等生協会?)はアメリカ特有の文化である「頑張れば評価される」や「実力主義上等」が反映されている団体です。

Honor Society自体は数えきれないほどの団体と種類があり、入会できる基準もそれぞれ違います。恥ずかしながら、呼吸療法関連のHonor Societyの存在については今回受賞するまで私は知りませんでした。光栄なことに、学士号を得るために書いた卒論の出来がよく、教授に勧められたのがきっかけでした。Lambda Beta Societyは毎年いくつかの賞と奨学金のチャンスを出しているので、学生さんや研究活動している方々にはおすすめ!

日本人もなかなかやるだろ〜?✌💪



さて、話はカンファレンスに戻して。

著名なスピーカーの方々の都合なのか、日にちがバラバラで仕事のシフト調整をするのが微妙に大変でしたね。12/1, 12/3, 12/7 & 12/9という変則的なスケジュール。

今年のテーマは、やっぱりARDSやコロナ感染対策について多かったです。もうメモとりまくり。一つの人工呼吸器を使って2人以上の患者さんを換気する研究もあったけど、おかげさまでなんとか私が働いている中小病院で実践することなくコロナが落ち着いたから良かったです。あとはいくつか興味のあるレクチャーを聴講。電子タバコ、教育、マネジメントも捨てがたい・・・ああ、時間も頭のキャパも足りん。

バーチャルは楽でいいけど、企業さんと直接話せる機会がないのが残念だな〜と思いました。あと、機会展示で最新の人工呼吸器から呼吸管理デバイスや材料を、実際に手にとって操作したりするチャンスがないから面白くない。来年こそは是非とも元に戻って欲しいものです。

さ〜、たくさんインプットしたし、ちゃんとアウトプットしないとね!




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