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現役アメリカ呼吸療法士のリアルな年収

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2018年度の確定申告(Tax Return)を終えました! アメリカでは、会社勤めをしていても個人で申告する義務があります。 この時期になると、税理士さんは大忙しです。 去年の収入源は、呼吸療法士のみだったので、さくっとオンライン(Turbo Tax)で済ませました。 (それ以前は、呼吸療法士以外にもバイトをいくつか掛け持ちしていたので、ややこしかったので税理士さんにお願いしていました。) 1000ドルほど、還付金がでました〜。 しっかり投資資金として納めます。大きくなって戻ってきてね〜。 確定申告の話が出たので、呼吸療法士(RT)のお給料事情をぶっちゃけます。 求人サイト、Indeed.comより アメリカ全土の平均値 時給32ドル=3546円なり (2019年2月27日 1ドル=110.81円) 正社員だったら、年収6万ドル(650万円強)ほどになります。 税金や社会保険料でごっそり取られるから、あまり手元に残らんけどね✨ カリフォルニア州税は他の州よりえぐいです・・・。 働く病院の種類、勤務スタイル、州、経験年数、学歴などでだいぶ違ってきます。 例えば、新生児集中治療室(NICU)やドクターヘリで働いているRTはもっともらっています。 管理職レベルのRTは最低でも年収10万ドル(1100万円)なんてザラです。 RTとして働ける最低の学歴(2年制大学を卒業して得られる学位)である、理系準学士号(Associate of Science, AS)のみで、これだけの時給を払ってくれる職種はないですよ。(しかも12時間勤務、週3日だけ!) 最近では理学士号(Bachelor of Science, BS)が必須になってきてますが、またこれは別の記事で。 医療業界で有名なツートップ、ナースやドクターに比べたら少ないですが、 専門性やスキルを磨けば磨くほど、 彼らに負けず劣らず稼げるので、なかなか夢のある職業だと思いませんか? ちなみに、私はまだぺーぺーなのでこの平均より下です。 日本人RT頑張ります!

一生涯勉強とお金

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一生涯勉強とお金 こんにちわ。 皆様の健やかな呼吸を守る、呼吸療法士のYokoです。 今回は、Continuing Education(継続的な教育)についてお話をしたいと思います。 めでたくRRTの資格試験に合格して、就職活動を始めて(試験合格する前に内定をもらう強者もいます)、就職をして、健康診断を受けたり、オリエンテーションでバタバタして、慣れないComputer charting(電子カルテ)に悪態つけたり、 学生時代には扱ってなかった最新式(または旧式)医療器具に戸惑ったり、部署内の上下関係や人間関係ドラマに尻込みしたり、熟練ナースや医師から空気みたいな扱いをされて凹んだり、気づいたらProbation Period(試用期間)が迫って、Perfomance evaluation(人事評価、業務上のパフォーマンスを評価)にドキドキしたり、なんだかんだ言っていつの間にか独り立ち出来てて、血ガス採血が一発で取れるようになってガッツポーズしたり、12時間シフトのリズムに体も家族も慣れてきて、週末勤務、平日休みが当たり前になってきた頃に、州から通知が来るのです。 「ライセンスの更新手続きをしてね☆」 ( いらすとや ) 私はカルフォルニア州のRTなので、毎年2年ごとに最低でも30時間のContinuing Educationを受けて、取得した証明書をRespiratory Care Board of Californiaに提出しなければなりません。例外としては、初めて更新する場合は通常の半分である15時間だけで済みます。 “All RCPs in the State of California who wish to maintain an active license are required to complete 30 hours of continuing education (CE) for license renewal with the exception of your first renewal, where you are required to complete 15 hours.” Respiratory Care Board of California 自由がモットーのアメ...