たくさん称号がある!?


正式にRespiratory Therapistになる為には、国家試験を受けます。
受ける試験のレベルによって、名前の後に続く称号が違ってきます。

Certified Respiratory Therapist (CRT)
Registered Respiratory Therapist (RRT)

その他に、アメリカではRTとして働くには州別のライセンスが必要になります。
私がいるカリフォニア州では、Respiratory Care Practitioner (RCP)とライセンスに書かれています。
個人的には、こっちの方がもっとプロフェッショナルで格好いいのでRCPと呼ばれるのが好ましいです。・:*+.\(( °ω° ))/.:+

まあ、病院では普通にRTですが。
たまーに、Respiratory “Tech"って呼ぶ人がいて、ちょっとイラっときます。
理由は、とてつもなく長くなるので、いつか書きます・・・。


CRT、RRTの試験が受かれば、合法的に働けます。
この二つの違い?
実際に働くとなったら、特にないですねー。
もう長年CRTとして働いている人もいますし。それこそ40年とか。(長老って心の中で呼んでいます。)
RRT持ってるからって給料が上がるとか、もっと偉いのかっていうのはないですね。

ただ、最低でもRRTじゃないと採用しませんっていう強気な病院が増えてきてます。
だからRRTを持っていた方が、就職に有利・・・でもないですね。最近の新卒は、みんなRRT持ちだから、有利でもなんでもないです。みんな、スタートラインが一緒だね!

メリットの一つとして、RRTを持ってると、すぐに専門分野の試験を受けることができます。
Neonata Pediatric Specialty (NPS)、小児や新生児の専門。NICU/PICUで働いているRTにはおすすめ。いや、必須か?
Adult Critical Care Specialty (ACCS)、ICUで働いているRT向け。特にTraumaやドクターヘリで働いている人向け。

CRTだと、1年ほど待たないと試験資格がないのがネックですかね。
私はRRT取った後に、就職に役にたつかと思って、ソッコーNPSを取りました。
結果、役には立ちませんでしたが。(´;ω;`)

名前の後に、John Smith, RRTと書きます。
すごい人は、John Smith, RRT-NPS, RRT-ACCS, RPFT, AE-C
超絶に長い称号がつきます。どんだけ受験中毒なんだ。
大体こういう人は、RT界の雲の上の住人です。有名なスピーカーだったり、教科書の著者だったり。
私も、是非とも這い上がりたいと思います。(野望)
いつになるやら・・・。


参考資料:

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