アラサー、大学を卒業する

こんにちわ。 皆様の健やかな呼吸を守る、呼吸療法士のYokoです。 2019年8月26日から 社会人学生 になり、2021年2月26日に最後のクラスを取り終えました。 この一年間半、長かったー。 2020年は新型コロナウイルスがアメリカでも大流行して、毎日のように働いていました。 もうなりふり構わず、12時間シフト(16−18時間シフトもあり)をこなしながら、「卒業」というゴールに向かっていました。 職場にiPadを持ち込んで、課題の論文とか読んだり書いたり。 AirPodsも購入して、休憩時間は周囲からシャットオフ。 あれ、なんかすっごい近寄り難いヤツじゃん。 でも、英語っていうハンデを克服するには人並み以上の時間と努力が必要で。時には ツールを使いこなして効率化 させないと、とても課題を終えることができなくて。 今振り返ると、なんで休学しなかったのか? なんで「卒業」に執着していたのか? おかしな話、 コロナっていう異常事態の中、勉強は一種のメンタルケアになっていたかもしれません。 職場では、毎日のようにコードブルー(院内緊急招集コール、患者さんが心肺停止、呼吸停止など)に対応して、神経を擦り減らしていました。どんなに頑張って働いても、患者さんたちが次々と亡くなっていく。 でも、その患者さんたちの死を無駄にせず、次の患者さんたちにどう生かすか。 大学に通っていなかったら、こういう発想すらできず、無気力のまま鬱になっていたと思います。 きっかけはどうやあれ、この大変な時期にBoise State Universityで勉強できて良かったです。 論文の読み方、書き方、臨床データの分析方法、教育法、医療倫理、医療の質向上、マネジメント・・・呼吸療法士というニッチな分野を重視しつつ、たくさんのことを学びました。 大学で与えられる課題を通して、過去の経験や患者さんたちを振り返って、私なりの答えを出していく過程が精神を安定させていたのかもしれません。 5月にオンライン形式の卒業式があるのですが、コロナの状況次第では人数制限した式を行う可能性も。アメリカではどんどん新型コロナウイルスのワクチン接種が実施されているので、5月までには落ち着くといいのですが。 Centers for Disease Control and Prevention (アメリカ疾病予防管理センター)が2...