ざっくり
Respiratory Therapist 病院内では、RT(アールティー)と呼ばれてます。 RTのことを知らない人には、 「呼吸のスペシャリスト」 と、情熱大陸のテーマソングを脳内に鳴り響かせながら自己紹介してます。 アメリカでは国家資格の一つです。 なんやらお偉いさんが決めた呼吸療法士になるための一定のプログラムがある学校を卒業(大体2年〜4年)して、複数(!?)の試験を受けて、自分の名前の後に、ようやく称号がつく。 それがRegistered Respiratory Therapist (RRT)! ちなみに私はYoko Mizuno, RRT-NPSです。 他にも呼び名がありますが、RTが一般的。 現在(2017年)の日本では、「呼吸療法認定士」としての資格はあるみたいですが、国家試験ではないみたいです。ネットで調べた程度なので、そこまで詳しくはないのですが。 参照:3学会合同呼吸療法認定士 https://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/k_index.html 蛇足ですが、 このブログを通して、日本の医療現場についても学べたらいいな〜と、思ってます。私が知ってる日本の病院事情って、「ナースのお仕事」「医龍」とか「コードブルー」の世界しかわからん・・・。 逆に日本にいる人からだと、Grey’s AnatomyとかScrubsみたいな感覚。 是非とも教えて欲しいです!興味津々! さて、そんなご立派な国家資格の一つなのに、知名度が低い職業 Respiratory Therapistの役割ってなーに? ざっくり説明すると、呼吸に関すること全てやります。 え、ヨガ? 人間が母体から出てきてから、 最期の息を引き取るまで、何かしらRTが関わります。 喘息の子供やCOPDの患者さんに吸入薬をあげたり、 痰吸引したり、 CPR(心肺蘇生法)やったり、 Intubation(気管挿管)したり、 ABG(動脈血ガス)採取、分析したり、 Ventilator(人工呼吸機)の設定変更したり、 患者さんにナースと呼ばれ凹んだり、 医者の指示にいちゃもんつけたり、 ナ...